【取材日記】韓国女子バレーボール金軟景のため息と愚痴
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.26 08:34
韓国女子バレーボール代表チーム金軟景(キム・ヨンギョン、28、トルコ・フェネルバチェ)はリオデジャネイロオリンピック(リオ五輪)で1人3役をこなした。コートの中ではチームの攻撃を担い、競技場の外では主将として選手をまとめた。英語ができるという理由で通訳まで引き受けた。ADカード(施設内のアクセスパスカード)が監督・コーチ・戦力分析員など3人役分しか出なかったとし、大韓バレーボール協会が現地に職員を一人も派遣しなかったためだ。
キム・ヘラン(32、KGC人参公社)は「隣で見ていていらいらするほど金軟景に多くのことが集まった」と話した。韓国女子バレーボール代表チームは16日に開かれたリオ五輪準々決勝でオランダに1-3で負けて4強入りに失敗した。金軟景は「競技に集中できる状況だったら良かったのに残念だ」と話した。